マンボウが大人になれる確率は宝くじ1等に当たる確率より低い!

マンボウは全長3m、体重2tを超える、世界で最も重い硬骨魚類(こうこつぎょるい)です。

大きな体と愛嬌のある風貌で、ゆったりと泳ぐ姿は人気がありますよね。

今回は、あののんびりした雰囲気からは想像できない、熾烈な生存競争を生き抜いているマンボウについて紹介したいと思います。

広告

マンボウのプロフィール

名前  マンボウ(英名:Ocean Sunfish)

種類  硬骨魚類

食性  主にプランクトン類、イカ類、魚類

生息地 温帯から熱帯の海洋

体長  ~3m

体重  ~2t

寿命  80~100歳

マンボウの特徴

マンボウはフグ目マンボウ科の一種で、学名は「モーラモーラ」です。

「マンボウ」という名前はあの魚の雰囲気にピッタリだと思いますが、「モーラモーラ」という学名も雰囲気に合っていて良いですね。

マンボウ

体表は寄生虫コーティング

体の表面にウロコはなくて、ぶ厚いヌメヌメした皮膚があります。

その皮膚には寄生虫がビッシリ付いています。

そして腸の中にも寄生虫がウヨウヨしています。

一見、何の苦労もなさそうなマンボウが実のところ「寄生虫博物館」だったなんて、マンボウも人知れず苦労しているようですね。

いつもは本気を出していません

マンボウには尾ビレがなく、背ビレと尻ビレをパタパタと振って泳ぎます。

そのため遊泳速度はあまり速くなくて時速2kmほどと言われています。

しかし、エサに食らいつくときはけっこう俊敏なので、いつもは本気を出していないだけなんでしょうね。

3億分の1~2匹のエリート

マンボウのメスは一度に3億個!もの卵を産むと言われています。

もし、これらの卵がすべて成長すれば、海はマンボウだらけになるでしょうね。

しかしそうはなっていません。

実は、マンボウの稚魚はほぼ全部、成長する前にほかの生き物に食べられてしまうからです。

マンボウは何も防御手段を持っていないので、ほかの生き物に見つかったら、そこでおしまいです。

マンボウ、アウト!

3億個の卵から、ほかの生き物に見つからなかった超超超ラッキーな1~2匹だけが大人になれると言われています。

その確率は、僕たちがジャンボ宝くじで1等5億円を当てるよりずっと低いのです。

大海原を悠然と泳ぐあの姿に、過酷な生存競争を生き抜いた者だけが持つ独特のオーラを感じるのは、僕だけではないはずです。

マンボウ

おわりに

マンボウの稚魚はコンペイトウみたいな形をしています。

ほかの生き物からはさぞ美味しそうに見えるのではないでしょうか。

ある程度大きくなった若いマンボウは群れを作るそうですが、それも敵に襲われたとき、一匹が犠牲になって群れを助けるためです。

本当に厳しい条件で生きているマンボウに幸多かれと祈るばかりです。

今回の記事が皆さんの参考になれば幸いです。

まさきちでした。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加